翻訳会社にとっての翻訳者の評価ポイントについて以前書きましたが、ほかにも、仕事を依頼したくなる翻訳者の条件として、返信が早いことが挙げられます。
返信が遅く、対応可能かどうかがいつまでもわからない翻訳者には、納期の近い案件を打診することができないからです。この翻訳者はいつもすぐに返信してくれる、という評価を受けることができれば、受注機会が増えることは間違いないでしょう。
このために翻訳者としてできることは、スケジュールを共有できるようにしておくことと、どこにいてもすぐにメールに返信できる環境を整えておくことです。
前者については以下の記事で紹介したので、ここでは後者について述べます。
参考 【フリーランス翻訳者のスケジュール管理】複数の取引先に公開できるGoogleカレンダーの使い方
仕事のメールをすぐに確認するには、仕事のメールが来たときにスマホに通知されるように設定しておくことが効果的です。
ただ、すべてのメールがスマホで通知されるように設定してしまうと、通知ばかりで鬱陶しくて仕方ありません。
そこで便利なのが Gmail です。以下の設定を行います。
- 仕事のメールアドレスを Gmail でも受信できるようにする
- フィルタ機能により仕事のメールにラベルを付けるようにする
- スマホの Gmail アプリで仕事のメールが通知されるようにする
2 のフィルタは、翻訳会社のメールアドレスの@以降を条件として設定しておくと、その会社からのさまざまな連絡に対応できます。
3 の設定は、スマホの Gmail アプリで [設定] > [通知] > [ラベルの管理] から設定すると、2 で設定したラベル付きのメールが届いたときに音やバイブで通知するように設定することができます。
細かい設定方法については調べればわかるので、是非取り入れてみてください。
仕事のスケジュールを Google カレンダーで管理していれば、外出先でもスケジュールを見て受注の可否を決めることができます。