つい漢字を使ってしまいがちな日本語表現 10 選 | 翻訳メシ
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つい漢字を使ってしまいがちな日本語表現 10 選

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翻訳者になるには

校正の仕事をしていると、漢字とかなの使い分けには敏感になります。翻訳の仕事でも、正しい用語・用字に従うことは当然のこととして要求されます。

短い文章を読んで、その漢字とかなの使い分けを見れば、プロの物書きが書いた文章かどうかはすぐにわかります。素人の書く文章では、むやみに漢字を使う傾向があるからです。特に、漢字を使わない方が読みやすいにもかかわらず、「漢字に変換できるから」と漢字を使っているケースはよく目にします。「漢字を使った方が賢く見られるかもしれない」という意識が働いているのかもしれませんが、使うべきでない漢字を使うと読みにくく、誤解の元になることもあります。

ここでは、新聞などで「ひらがな」表記に統一されているのに、一般では漢字が使われがちな表現を紹介します。これらに少し注意を払うだけで、ぐっと読みやすい文章になります。

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ひらがなが好ましい頻出表現

~する為(するため)
~の様に(のように)
出来る(できる)
因みに(ちなみに)
事(こと)
頂く(いただく)
従って(したがって)
未だ(まだ)
下さい(ください)
通り(とおり)

一般的に、副詞と接続詞はひらがな書きにします。

ただし、ひらがなと漢字のどちらを使うべきかが統一されていない表現もいくつかあります。

漢字とひらがなの表記が分かれる表現

すでに、既に
たとえば、例えば
さまざま、様々
まったく、全く
もっとも、最も
~とともに、~と共に

これらは会社の文書の方針によって異なるため、翻訳を開始するときは最初に確認することでもあります。

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