翻訳に役立つ Google 検索テクニック

翻訳に役立つツール

翻訳の仕事では、調査能力が要求されます。現代では、知りたいことを調べるためには Google 検索が最強です。Google 検索は、未知の表現に出合ったときだけでなく、既存の翻訳との整合性を図る目的でも重宝します。ここでは、翻訳に役立つ Google 検索のテクニックを、よく使う順に、用途ごとに紹介したいと思います。

原文を探す(完全一致)

Web 上のコンテンツを翻訳する場合、原典ファイルが提供されないことや、提供された原典ファイルのバージョンが異なることがあります。そんなときは、原文の一部を二重引用符「”」で囲んで Google 検索すると、その文字列と完全一致するコンテンツを見つけることができます。

悪い例として、

“This section describes how to use”

のようなよくある短い表現では原典を特定できませんが、固有名詞を含む表現などでは 1 文だけでも原典のコンテンツを見つけることができます。

応用として、TM (Translation Memory) にある日本語を検索し、旧版のドキュメントを見つけることもできます。

クライアントの過去訳を調べる

“確定申告” site:trans-m.work

のように入力して Google 検索すれば、特定のドメイン内の検索結果のみを表示することができます。

クライアントの訳の表現で迷うことがあるときは、クライアントのホームページ内を検索することで解決できる場合があります。漢字とかなの使い分けの傾向を調べたり、固有名詞や略語の訳し方を確認したりすることもできます。

「site:go.jp」と指定すると、信頼性の高い行政関係のドキュメントだけを検索することもできます。

日本語表現を調べる

日本語の用例がわからないときには、任意の文字列を意味するアスタリスク(*)を使用すると、用例を調べることができます。

たとえば、「インテグリティ」に適する動詞を調べたいとします。

“インテグリティを*する”

と検索すれば、「インテグリティを確保する」、「インテグリティを発揮する」、「インテグリティを保証する」などの用例を見つけることができます。

この機能は日英翻訳でも重宝します。

検索結果を絞る

たとえば、Amazon のスマートスピーカーとは関係ない Alexa について調べたいときは、次のように検索します。

alexa -“amazon”

ちなみに Google 検索では大文字と小文字が区別されないため(例外もあるようですが)、手入力の場合は小文字で入力したほうが早いです。

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